登山用のモバイルバッテリーの選び方は?20000mAh!?

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登山に使うモバイルバッテリーの選び方

登山での安全性や快適性を高めるために、GPS機能を用いた登山アプリを使用する場合、モバイルバッテリーは欠かせないアイテムとなっています。特に、20,000mAhの大容量モデルは、長期間の行動や複数の電子機器を使用する際に注目されています。しかし、容量が大きい分、重量や携帯性に影響があるため、本当に必要なのか、どのように選べばよいのか迷う方も多いでしょう。

この記事では、登山で使用するモバイルバッテリーを探している方に向けて、その選び方や活用法、メリット・デメリットについて詳しく解説します。さらに、10,000mAhとの比較や飛行機での持ち込みルールなど、気になるポイントを網羅しています。あなたの登山スタイルに合った最適なモバイルバッテリーを見つけるための参考にしてください。

記事のポイント
  • 登山にモバイルバッテリーが必要な理由と使用場面
  • 20,000mAhバッテリーの特徴と使用可能回数
  • 10,000mAhと20,000mAhのどちらを選ぶべきかの比較ポイント
  • 飛行機へのモバイルバッテリー持ち込みのルール
目次

登山で使うモバイルバッテリーの選び方は?20,000mAhは大きい?

  • 登山にモバイルバッテリーは必要ですか?
  • モバイルバッテリー20,000mAhで何回充電できますか?
  • 飛行機に20000mAhのモバイルバッテリーは持ち込めますか?
  • 10,000mAhと20,000mAhのどちらが最適か比較
  • オススメのモバイルバッテリー

登山にモバイルバッテリーは必要ですか?

登山にモバイルバッテリーは必要かどうかは、登山の目的や使用する電子機器の種類によります。近年では、スマートフォン、GPSデバイス、ヘッドランプなど、登山中に電力を必要とする機器が増えており、モバイルバッテリーは登山の安全性を高める重要なアイテムとなっています。

例えば、登山中にスマートフォンで地図アプリを利用したり、写真を撮影したりする場合、バッテリーが切れてしまうと不便だけでなく、万が一の緊急時に連絡手段を失うリスクがあります。また、山中では気温が低いため、バッテリーの消耗が早まることもあります。そして地図アプリ(YAMAPやヤマレコ)を使用した登山では、使用している機種にもよりますが、充電は一日でなくなるでしょう。特に長時間の行動が必要な場合や宿泊を伴う登山では、モバイルバッテリーが必須アイテムといえるでしょう。

一方で、日帰りの短時間の登山や電子機器をほとんど使わない場合には必ずしも必要ではないかもしれません。その場合でも、軽量でコンパクトなものを一つ携帯しておくと安心です。

注意点として、登山では荷物を軽くすることが重要です。そのため、容量が大きすぎるものは不必要な重さとなる可能性があります。目的や行程に応じて、適切な容量のモバイルバッテリーを選びましょう。

登山中での携帯の使用

モバイルバッテリー20,000mAhで何回充電できますか?

20,000mAhのモバイルバッテリーで何回充電できるかは、充電する機器のバッテリー容量によって異なります。

加えて、表記されている20,000mAhですが、まるまる使用できる訳ではありません。表記されている60%程度です。

iPhone15(バッテリー容量3,349mAh)を例にすると、20,000mAhのモバイルバッテリーで3.6回フル充電が可能。10,000mAhのバッテリーで1.8回です。

計算の詳細や他機種の場合については、ここのページに詳しく記載されておりますので、参照して下さい。

なお、気温が低い環境ではバッテリーの性能が低下する可能性があるため、登山や屋外利用時には余裕をもった計画を立てましょう。

モバイルバッテリー

飛行機に20000mAhのモバイルバッテリーは持ち込めますか?

飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際には、国際航空法や航空会社の規定を守る必要があります。20,000mAhのモバイルバッテリーはほとんどの場合、持ち込み可能な容量に収まりますが、注意が必要です。

規定について
モバイルバッテリーの容量はWh(ワット時)で表されることが多く、バッテリー本体にも小さな文字で書いてありますが、以下の計算式でも変換できます。

mAh ÷ 1,000 × 電圧(V)= Wh

20,000mAhのバッテリーで電圧が3.7Vの場合:
20,000 ÷ 1,000 × 3.7 ≒ 74Wh

多くの航空会社では、160Wh以下のモバイルバッテリーは持ち込み可能とされています。そのため、20,000mAhのモバイルバッテリーは通常、規定内に収まります。ただし、チェックイン荷物ではなく、必ず手荷物として持ち込む必要があります。

注意点
航空会社や国によって細かいルールが異なる場合があるため、事前に航空会社の公式サイトや問い合わせ窓口で確認してください。また、バッテリーに容量や規格が明記されていることが求められるため、購入時に確認しておくと安心です。

機内荷物

10,000mAhと20,000mAhのどちらが最適か比較

モバイルバッテリーを選ぶ際、10,000mAhと20,000mAhのどちらが最適かは、使用シーンと携帯性のバランスで決まります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

10,000mAhの特徴

  • メリット:軽量でコンパクト、携帯性に優れ、日帰り登山や短時間の使用に最適。日常使用にも向く。
  • デメリット:充電回数が少ないため、複数機器を充電したい場合や長期間の利用には向かない。

20,000mAhの特徴

  • メリット:大容量で、複数機器の充電や長時間の使用に対応可能。カメラやタブレットも充電しやすい。
  • デメリット:重くてかさばるため、荷物の軽量化が重要な登山には負担になる。

どちらが最適か?


私は登山では地図アプリとカメラしか使用しないので、10,000mAhを選んでいます。日帰りや1泊の登山に丁度よいです。それ以上の登山では日数に応じて、5,000mAhか10,000mAhのバッテリーを足すようにしています。

20,000mAhは複数日かけた登山がメインの方や電力消費の多い機器を使用する場合は20,000mAhが適しています。目的や行程に応じて選ぶことが重要です。

山での携帯の使用

オススメのモバイルバッテリー

私はAnkerのモバイルバッテリーを愛用しています。

Ankerのモバイルバッテリーは耐久性が高く、過充電防止機能や短絡防止機能など、安全性に配慮された設計が魅力です。また、さまざまな価格帯で豊富な製品ラインナップがあるため、予算やニーズに応じて選びやすいです。

軽量コンパクトモデル:Anker PowerCore Slim 10000


このモデルは軽量で薄型、10,000mAhの容量を備えています。スマートフォンを1~2回充電できるため、日帰り登山や短時間のアウトドアに最適です。また、約212gと軽いため荷物を増やしたくない人におすすめです。

大容量モデル:Anker PowerCore Essential 20000


20,000mAhの容量を持つこのモデルは、スマートフォンを複数回充電できるほか、タブレットやカメラなどの充電にも対応します。USB-AとUSB-Cの2つのポートを備えており、同時充電が可能です。約345gと少し重めですが、複数日かけた登山や電力消費の多いデバイスを使用する場合に便利です。

総括:登山で使うモバイルバッテリーの選び方と活用ポイント

記事のポイントをまとめます。

  • 登山では日程や電子機器の使用頻度に応じてモバイルバッテリーが必要になる
  • スマートフォンのGPS機能を使用する登山では必須アイテムとなる
  • 20,000mAhのバッテリーは長期間の登山や複数機器の充電に向いている
  • 20,000mAhは約3.6回iPhone15をフル充電可能
  • モバイルバッテリー表記の容量の一部は消費ロスがあり100%は使えない
  • 10,000mAhは軽量で短時間の登山や日常利用に適している
  • 重量が増えるため登山では20,000mAhは負担となる場合がある
  • 山間部では気温低下によりバッテリー性能が低下しやすい
  • 軽量コンパクトなバッテリーは荷物を減らすために有効
  • 電子機器をほとんど使わない場合でも予備として持参するのが安心
  • 使用機器の種類と登山の行程に応じて容量を選ぶことが重要
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