登山の荷物の重さ目安を完全解説、日帰りからテント泊まで

登山での荷物の重さの目安は?

登山で荷物の重さが気になっていませんか。日帰りなら軽く済むと思っていたのに、いざパッキングするとバックパックがずっしり重く感じたり、テント泊では「これ本当に担いで歩けるの?」と不安になること、ありますよね。
この記事では、登山 荷物 重さ 目安を日帰り・テント泊・季節別に整理しつつ、なぜその重さが目安になるのか、重すぎると何が起きるのかまで踏み込んで解説します。さらに、私自身が登山を続ける中で実感してきた「軽量化の考え方」や「削ってはいけない装備」も具体的に書いています。
最終的な装備判断はあなた自身の体力や山域によりますので、公式情報や専門家の意見も参考にしながら、安全第一で準備してください。

荷物
目次

登山の荷物の重さ目安を知る

この章では、登山を計画するうえでまず知っておきたい「基準となる重さ」を整理します。数字だけを見るのではなく、なぜその目安が使われているのかを理解すると、自分なりの判断がしやすくなりますよ。

日帰り登山の荷物重さ目安

日帰り登山の荷物重さ目安として、よく言われるのが「体重の10%以内」です。たとえば体重60kgなら6kg前後、70kgなら7kg前後が一つの基準になります。これは多くの登山者が無理なく行動できる範囲として、経験的に語られてきた数字です。

ただし、この数字は「軽ければ軽いほど良い」という意味ではありません。日帰り登山でも、天候悪化や道迷いなどのリスクはゼロではなく、最低限の安全装備は必ず必要です。レインウェア、防寒着、ヘッドランプ、地図、行動食、水は削る対象ではありません。

日帰り登山の一般的な重量イメージ

内容目安重量
バックパック1.0〜1.5kg
レインウェア0.5〜1.0kg
防寒着0.3〜0.5kg
水(1〜2L)1.0〜2.0kg
行動食・小物0.5〜1.0kg
合計約5〜7kg

このくらいに収まっていれば、多くの人にとって「歩きやすい」と感じる範囲かなと思います。最初は少し重く感じても、慣れてくると体が順応してきますよ。

テント泊登山の荷物重さ目安

テント泊登山では、荷物の重さが一気に増えます。テント、寝袋、マット、調理器具、複数日分の食料が加わるため、10〜15kgが一般的な目安です。体重比で考えるなら20%以内をひとつの基準にするとイメージしやすいです。

ここで大事なのは「数字よりも行動できるかどうか」です。登山道は舗装路ではなく、アップダウンや不安定な足場が続きます。平地で担げる重さでも、山では想像以上に負担になります。

また、テント泊では疲労の蓄積が翌日に影響します。初日の無理が、二日目の判断力低下につながることもあります。実際、山岳遭難の要因として疲労や判断ミスが関係するケースは少なくありません
(出典:警察庁「山岳遭難の概況」)

この点からも、テント泊では「担げる限界」ではなく「余裕を持って担げる重さ」を目指すのが大切です。

荷物

体重比で見る荷物重さ目安

体重比で荷物の重さを考える方法は、とても実用的です。体重が軽い人ほど、同じ装備でも負担が大きくなるため、絶対重量よりも体重比の方が感覚に合いやすいです。

一般的な目安は以下の通りです。

  • 日帰り登山:体重の10%以内
  • テント泊登山:体重の20%以内

ただし、筋力や登山経験によって感じ方は大きく変わります。体力に自信がある人でも、重すぎる荷物はバランスを崩しやすく、転倒リスクが高まります。逆に体力に自信がない人でも、装備を工夫すれば快適に歩けます。

夏山と冬山の荷物重さ違い

季節による荷物の重さの違いは、初心者が見落としやすいポイントです。夏山は服装が軽くなる一方で、水の量が増えます。気温が高いと1日2〜3L持つこともあり、それだけで2〜3kgです。

一方、冬山は防寒着、アイゼン、ピッケル、ゴーグルなどが必要になり、装備重量が一気に増えます。さらに、雪を溶かすための燃料も必要になるため、同じ日程でも夏と冬では10kg以上差が出ることもあります。

冬山では軽量化よりも安全性が最優先です。寒さ対策を削ることは命に直結します。季節ごとの特性を理解したうえで、重くなる前提で計画を立てることが重要です。

装備内訳別の荷物重さ目安

荷物が重いと感じたら、まず装備を内訳ごとに分解してみてください。感覚ではなく、数字で把握するのがポイントです。

主な装備と目安重量

装備目安重量
バックパック1.5〜3.0kg
テント1.0〜2.0kg
寝袋0.5〜1.5kg
マット0.2〜0.5kg
調理器具0.3kg前後
ウェア類1.0〜2.0kg

こうして見ると、「どこが重いのか」「削れる余地があるのか」が見えてきます。軽量化は、まず把握から始まります。


登山の様子

登山の荷物の重さ目安と軽量化

ここからは、登山 荷物 重さ 目安を踏まえたうえで、どうやって現実的に荷物を軽くしていくかを解説します。軽さと安全性のバランスが一番大切なテーマです。

ベースウェイトの考え方と目安

ベースウェイトとは、水や食料などの消耗品を除いた装備一式の重さを指します。この考え方を取り入れると、軽量化がとてもやりやすくなります。

日帰りなら4kg以下、テント泊なら9kg以下を目標にすると、かなり快適になります。ただし、これはあくまで理想値です。最初からこの数字を目指す必要はありません。

大切なのは、「毎回同じ装備をベースにして改善していく」ことです。使わなかった装備、逆に役立った装備を記録していくと、自然と無駄が減っていきます。

軽量化で減らす装備の重さ

軽量化で効果が大きいのは、いわゆるビッグスリーと呼ばれる装備です。バックパック、寝袋、テントですね。ここを軽くすると、体感が大きく変わります。

ただし、買い替えにはコストがかかります。まずは「オーバースペックになっていないか」を見直すだけでも十分です。厳冬期用の寝袋を夏に使っていないか、容量過多のバックパックを使っていないか、チェックしてみてください。

水と食料の重さ目安管理

水と食料は、計画次第で大きく差が出る部分です。水は1Lで1kgなので、持ちすぎると一気に重くなります。ルート上の水場や山小屋を事前に確認し、補給できる前提で計画するのも一つの方法です。

食料は高カロリーで軽いものを選ぶのが基本です。フリーズドライや行動食を上手く組み合わせると、重さを抑えつつ必要なエネルギーを確保できます。水場や営業状況は必ず公式情報を確認してください。

水分

安全装備を削らない注意点

軽量化で最も注意すべきなのが、安全装備です。レインウェア、防寒着、ヘッドランプ、地図、予備食は「使わなかったから不要」ではありません。

使わなかった=トラブルが起きなかった、という結果論です。これらは「使わずに済むことが理想の装備」です。判断に迷う場合は、経験者や専門家に相談するのが一番安全です。

登山の荷物の重さ目安のまとめ

登山 荷物 重さ 目安は、日帰りなら体重の10%以内、テント泊なら20%以内をひとつの基準に考えると、無理が出にくいです。ただし、これは一般的な目安であり、最終的な判断はあなた自身の体力、経験、計画によります。

軽量化は登山を快適にしてくれますが、安全を犠牲にしてはいけません。装備やルート、天候については必ず公式サイトをご確認ください。必要であれば登山用品店や専門家に相談しながら、あなたに合った装備で山を楽しんでください。

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